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∧∧∧山にまつわる怖い話Part11∧∧∧ の投稿を表示しています。
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200 :本当にあった怖い名無し :04/08/01 21:28 ID:0sULfpPD
- それは、私が小学校4、5年の頃の体験です。
私の実家は、山の中の田舎です。
有名な山はないのですが、周りをぐるりと低い山に幾重も取り囲まれています。
小学校には歩いて1時間ほどかかるので、夏休みなどはほとんど同じ集落の友
達と遊んでいました。
私の同級生は女子男子2人ずつでした、でも、いつもは年齢は関係なく、中学生に
面倒を見られつつ、皆で遊ぶのです。
でも、その日集まったのは同級生4人だけでした、何して遊ぼうかと相談してい
るうちに、誰が言い出したのか、海を見たいということになりました。
いつも、皆と上って歩く山のもう一つ先の山へ登ったら、絶対海が見えるはずだ。
何の根拠もないのに、皆そう思い込んでおにぎりとお菓子、水筒を持って出発し
ました。
山は、杉の木を植えてる場所と、雑木の森にキレイに別れていて、その境目が道に
なっていて、迷うことなく歩けます。
途中何度もよったことのある、水のわき出ている昔水晶が取れたという洞穴の近く
の小さな祠に手を合わせて、先にどんどん歩いていきました。
遠足くらいしか、海に行ったことがなかったので、皆わくわくしながら、海の話を
しながら歩きます。
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201 :本当にあった怖い名無し :04/08/01 21:30 ID:0sULfpPD
- 続きです。
やっと着いたときには、お昼はとうにすぎていました。
そして、山の上からきらきらと光る海が見えます、見晴らし台などないので、木に
登っておにぎりを食べながら、夏の日差しに輝く海を十分楽しみました。
そして、またてくてくと歩いて帰りました。
帰って、両親や祖父母に言うと、何馬鹿なこつ言っちょる、と笑われました。
兄などは、地図帳を持ってきて、絶対海など見えないことを、説明してくれました。
ただ、その頃はまだ生きていた、曽祖母だけが、「よかもんを見せっもろてよかった
ね。」とにこにこと笑ってくれました。
もちろんその後に、皆で行ったときは、海などなく次の山が見えるだけでした。
現在、私だけが県外へ嫁に行き、時々帰ってくると、同級生同士で結婚した友人宅によば
れます。
色んな話をしながら、時々ふと誰かが海奇麗だったよね、と口に出すと、あの木々の間か
ら見た海を思いだします。
ここの話を読んだら、つい書きたくなりました。
でも、全然怖くない、、すみません
- 585 :本当にあった怖い名無し :04/08/11 00:29 ID:5RUmP0kH
- 山で1つ目大男に会った話。
山の小道とはいえ周囲は明るかったせいで
「恐い」を一瞬で通りぬけて呆けてしまい
「ひとつめ・・・・・?」とマヌケに問いただしてしまい、
「そうさぁ。オマエはちがうな」と答えられてしまったという・・
我に返ったらもう姿は消えてたらしい。
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673 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/08/17 00:46 ID:xes23ovJ
- 知り合いの話。
仕事でイギリスに出張した際、現地の同僚から変わった話を聞いたという。
その同僚がまだ幼い頃、彼の家では犬を飼っていたそうだ。
実家の山村からもらった白い雑種犬だった。
色々と変わった所のある犬だったらしい。
普通、犬猫の類いは目を見つめるとすぐに視線を逸らす。
好奇心や注意が続かないためらしいが、その犬はじっと見つめ返してきた。
根負けして視線を外すのは、いつも彼の方だったという。
ある日身体の調子が悪く、学校からいつもより早く帰宅した。
門を潜り庭を歩いていると、いつもは彼を迎える犬が出てこない。
どうしたのかな?と思い、犬の名前を呼びながら犬小屋を覗いてみた。
愛犬の姿は見当たらず、小屋の床には何か毛のような物が堆積していた。
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674 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/08/17 00:46 ID:xes23ovJ
- (続き)
持ち上げてみて、思わず悲鳴を上げる。
それは可愛がっていた犬の毛皮だったのだ。
悪い冗談のように目と口が黒い穴を開けており、微かに温もりが残されていた。
ショックで泣き喚きながら、母屋へと駆け込んだ。
驚きながら迎えてくれた母親に、犬が剥かれちゃったと訴えた。
慌てて外に出ようとする母子に「バウッ!」という吠え声がかけられた。
見ると玄関のすぐ外に、犬が座り込んで尻尾を振りまくっていた。
犬は激しく息を弾ませていた。まるで慌てて駆け戻ってきたかのように。
それを見た母親が、嘘を吐くのもいい加減にしなさいと説教をする。
いくら本当に見たんだ!と言っても、もう相手にされない。
奥に引っ込んだ母親を恨めしく思いながら、彼は犬の前にしゃがんだ。
いつもは目を逸らさない犬が、その時だけはツッと余所を向いた。
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675 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/08/17 00:48 ID:xes23ovJ
- (続き)
こいつめ、謀りやがって。
腹立ちまぎれに、頭を強くクシャクシャにしてやったという。
犬は機嫌を取るように、その手をペロリと舐めてきた。
「俺が思うに、あいつは時々毛皮を脱いで、何かしていたんだな。
結局、現場は押さえられなかったけど」
犬は彼が大学に入学する年、フイッと姿を消してそれきりだそうだ。
「あんな犬でも、いなくなると寂しいよ」そう言っていたという。
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930 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/08/24 22:44 ID:z32NM/t0
- 後輩の話。
学生時代、仲間二人で入山している時に遭難したのだという。
季節は秋の終わりで、小雨が降り続いていた。
道を見失い、雨に打たれ続けた彼らは、疲労困憊だったそうだ。
歩けなくなり繁みの中で休んでいると、仲間が船を漕ぎ始めた。
無理もないな。そう思っているうち、眠っている仲間の口元が蠢きだした。
と、いきなり口がパッカリと開き、一匹の蝶が這い出してくる。
唖然として見ていると、蝶はどこかへ飛んでいってしまった。
彼はどうしてか、仲間を揺り起こすことができなかったという。
どれくらい経ったのだろう。
膝を抱え途方に暮れていると、先の蝶が戻ってきた。
仲間の顔に留まるとその口をこじ開けて、もぞもぞと口腔内に姿を消す。
次の瞬間「あーぁっ」と大欠伸をし、仲間が目覚めた。
おもむろに立ち上がると、驚くことを言い出した。
「こっちの方に標識がある筈だ。辿って行けばルートに戻れると思う」
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931 :雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ :04/08/24 22:44 ID:z32NM/t0
- (続き)
何も聞かず、彼は黙って仲間に従った。
笹薮を強引に抜けると、枝に結ばれたリボンが見つかった。
正規の登山ルートへの印だ。
それを頼りに、やがて見覚えのある場所に出ることができたという。
無事に下山できると、彼は仲間に質問の雨を降らせた。
「なぜわかった? どうしてわかった?」
仲間は困ったような顔をして、次のように述べた。
「夢を見たんだ。正規のルートへの道を見つける夢を。なぜかわからないけど、
夢の通りにすれば助かると思ったんだよ」
あの時、あの蝶を握り潰していたら・・・あいつはどうなっていただろう。
そう考える自分が少し怖かったと、後輩は言う。