ラベル ∧∧∧山にまつわる怖い話Part8∧∧∧ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ∧∧∧山にまつわる怖い話Part8∧∧∧ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

三すくみ

28 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:04/03/27 00:32
後輩の話。

地元で山の清掃作業をしている時に、不気味な物を見つけたという。
真白い茸が、赤黒い紐のようなものに沿って群生していた。
茸には大小様々な蛞蝓が取りついて、貪り食べていたそうだ。

道端に退かそうか悩んでいるうちに、赤黒い紐の正体が判明した。
半分溶けかけて、肉が覗いた青大将の死骸だった。
思わずスコップで土ごとすくい上げ、遠くへ放ったという。

 このあたりの蛞蝓は、蛇を取るからな。

顔見知りのお爺さんにこの話をしたところ、そう言われたのだそうだ。
蛞蝓は大群で蛇を取り囲み、どうやってか殺してしまうらしい。
死んだ蛇の身体からは白い茸が生えてきて、蛞蝓はそれを食べ尽くすのだと。

三すくみというのは、本当にあるのかもしれない。
そう彼は思ったのだそうだ。


 

甘い匂い

88 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:04/03/27 22:17
友人の話。

春山に一人で分け入っていた時のこと。
早朝まだ暗いうちにテントをたたみ、意気揚々と歩き出したという。
下りの斜面で濃霧がかかり、乳白色の帳に包まれた。

足元を確認しながら歩いていた彼は、ふとあたりの様子に違和感を覚えた。
加えて何か甘い匂いがした。どこかで嗅いだような匂い。
顔を上げてみると、いつの間にか視界が緑色に染まっている。
彼の周囲には、淡い緑色の霧が渦巻いていた。

ギョッとしたという。緑の霧など聞いたこともない。
慌てて足を速めると、五分ほどで霧を抜けた。
振り向くと、緑色のガスが斜面に沿ってゆっくりと上っていくところだった。

昼時、食料を出して彼は思わず顔をしかめた。
ザックの中の食料がすべて、青緑色のカビで侵されていたのだ。
朝には何ともなかったはずの食料が、とても食べられるような状態ではなかった。
甘ったるい腐敗臭が、ザックの中から立ち上っていた。
その時初めて、霧の中で嗅いだ匂いに思い至ったという。

今のところ彼の身体は、どこも具合が悪くなっていないそうだ。


 

確認メール

422 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:04/04/06 22:19 ID:ik8QpIKV
後輩の話。

彼は大学の山岳部に入っていたが、後輩部員をひどく虐める先輩がいたそうだ。
その人は部の中で一番年長で気性が激しく、誰も逆らえなかったという。
ある夏合宿のキャンプで、彼は運悪くその先輩に目をつけられた。
夕食を作っている後ろから、粘っこく嫌味を言われ続け、頭を小突かれた。
いい加減にキレそうになった時、先輩の携帯電話が鳴った。
察するところメールが入ったらしい。

その山の中は、どこの社の携帯電話も圏外になっているはずだった。
一体どこからメールが届いたのだろう?
不審に思う彼の前で、先輩はメールの確認をおこなった。
急に先輩は無表情になり、足早に自分のテントに引き返した。

後で別の先輩を通じて知ったのだが、そのメールには次のような文面がくり返し
書かれていたらしい。
「楽しい? ねえ楽しい?」
差出人は不明だったということだ。
この後、先輩には何度もこのメールが届くようになったと聞く。
しばらくして、彼ら後輩が理由もなく虐められることは失くなったそうだ。


 

マンホールの蓋

498 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:04/04/13 02:40 ID:Yes8pPaL
同僚の話。

ある山中の集落が生活排水処理設備を設置することになり、彼が担当になった。
メインの排水本管が埋められてしばらく後、集落から緊急の連絡が入った。

 マンホールが何箇所か失くなっている。
 危ないから至急代替品を手配してほしい。

現地に赴き確認すると、確かに五ヶ所で点検口の鉄蓋が盗まれていた。
たちまち鉄板を架けて対処し、新品を手配し直した。
出てこないとは思ったが、一応地元の警察にも届け出た。
「困ったヤツはどこにでもいるな」そう考えて終わったのだそうだ

半年経って工事が終わる頃、マンホールが発見されたとの報告を受けた。
奇妙なことに、発見された鉄蓋すべてに不思議な痕跡が残されていたという。
牛のものに酷似した大きな歯型が、何箇所も鉄を齧りちぎっていた。
以降現在に至るまで、マンホールの蓋は失くなっていないということだ。


 

バニープ

639 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] 投稿日:04/04/19 02:53 ID:sqKN2rWN
友人の話。

彼は学生の頃、オーストラリアへ留学していたという。
現地ではバイトで、日本人観光客相手のガイドの手助けをしていたそうだ。

そんなある日、乗っていた車が故障し、丘陵地帯で立ち往生してしまった。
ガイドと一緒に調子の悪いエンジンと格闘していると「ブーッ、ブーッ!」と
いう奇妙な声が、藪の中から聞こえてきた。
何かの唸り声のようだ。やがて藪を分けて声の主が姿を現した。

黒い体毛を持った大きな動物が、繁みから頭だけを覗かせていた。
山羊に似ていたが、不気味なことに目は一つしかついていなかった。
そいつは妙に人間くさく口を歪めてニヤリと笑い、姿を消したのだそうだ。
我に返ったガイドと彼は大急ぎで修理を始める。
何とか応急処置を済ませ車を出した後、ガイドは低い声で教えてくれた。

 あれは恐らく、バニープと呼ばれる化け物だ。
 人を取って喰らうと言われている。俺たちは運が良かった。

彼はその後、奥地へ踏み込むツアーには参加しないことにしたのだという。


 

狐火

781 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/04/28 22:26 ID:ur9Vf/Hx
昔、カブスカウトでキャンプに行った時。
宿泊先の牧場の窓から裏山を見てたら、山の中腹に一列の明かり。
何の疑問もなくその晩の肝試しのコースかと思ってたんだが、実際のコースは平地の墓場。
翌朝になったら普通に木が茂ってる山で不思議で仕方なかった。
あれが狐火って奴なんかな?

 

巨大な狐

864 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/05/05 13:54 ID:MH9uLDWn
祖父の話。
某峠は昔から怪奇現象が起こります。
祖父が昔車でその峠越えをした時、祖母が急に気分が悪くなり、
ゲエゲエ戻しはじめたそうです。
車を止めてしばらくすると車の前を2メートル近くある巨大な狐がゆっくり横切って行きました。
目がライトに照らされて真っ赤に見え、ちょうど鬼灯みたいなカンジだったそうです。

865 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:04/05/05 14:05 ID:MH9uLDWn
次にワタクシが同じ場所で経験した話。
学生時代にその峠をバイクで夜に越えた時です。
全くの一本道のはずなのに、何度もも同じ場所に出て来るのです。(合計三回)
気味が悪くなつつそのまま進むと、いつの間にか前後に車が走っている
ことに気付きました。
少し安心し、物凄い急な坂を登り頂上に達した所、すぐ前を走っていたはず
の車が忽然と消えていました。慌てて後ろをみると後ろの車も消えてました。


 

火の鳥

881 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・[sage] 投稿日:04/05/06 20:56 ID:9nmyBpmO
父から聞いた話。

私の父の実家は、山に囲まれた集落にあるのですが、
父が中学生くらいの頃、山のほうを見ていたら、尾が光る山鳥が
飛んでいたそうです。

鳥と父との間の距離は20メートルもなく、光はろうそくの火のような
色で、ドッジボールほどの大きさだったという事です。

父は「あの鳥は山の主か、その御使いではないか」と言っていました。

 

Twitter